記事内に広告を含む場合があります

生理中は妊娠についての疑問を解決!

生理中の疑問の中で意外と多かったのが生理中に妊娠しないのは本当なのかということ。

 

質問サイトでも

  • 生理中は妊娠しませんか?
  • 生理中は性行為をしても大丈夫ですか?

などこのような質問が多くあります。

 

実際に周りの女の子に聞いても、生理中は妊娠するのかどうか。というところを聞くとみんな曖昧な反応で、答えも様々でした。
このページでは生理中の妊娠について仕組みをおさらいし、曖昧な知識を納得して自分の中に落とし込んでもらえるようにわかりやすくまとめていきたいと思います。

 

さらに生理中の妊娠についての次は、生理中の性行為の危険性についてもお話をしていきたいと思います。
どちらもとても大事なことですのでもしも自分の知識が曖昧なままでしたらぜひ読んでみて下さい。

 

 

そもそも妊娠する仕組みはどういうもの?

女性が妊娠しやすいのは排卵日の前後だとよく言われていますが、生理中はどうなのかというところは確かに一般的には曖昧です。

 

しかし、生理中に妊娠しないと認識している人は、これは間違っています。大きな勘違いなのでこれを機に、生理中は妊娠しないという概念は捨てましょう。

 

私たち女性の体は、25日から38日に1回の周期で排卵を行います。

 

この時卵巣から排出された卵子は卵管の先の方から吸い上げられて卵管の中を進んでいきます。

 

その先にある卵管膨大部に移動していきそこで精子が到着してくるのを待つという流れです

 

その一方で性行為したときに射精された数億個もの精子達は私たちの膣中から子宮の入り口を通って卵管へ向かって走って行きます。

 

そのうち卵管膨大部に足して卵子と出会う精子はおよそ100個程度だと言われているんですよ。

 

これらの生き残った精子達が協力して卵子の膜を突き破り、1番最初に飛び込んだ精子が卵子と結合し受精卵となります。

 

そして受精卵が成長して子宮に移って子宮内膜に着床することで妊娠成立となります

 

また、排出された卵子の寿命は約24時間と言われています。

 

その間に卵子と精子が出会うことなく妊娠が成立しなかった場合は受精卵を受け入れるために準備していた子宮内膜が不要となり子宮から排出され生理が起こります。

 

ここで、鋭い方は、生理中は排卵がないから妊娠しないんじゃないの??と思ったかもしれません。

 

ですが、必ずしもそういうことではなく、わたし達女性の体は非常にデリケートで何かが原因で生理周期がずれることもあります。

 

それに男性の精子は女性の子宮内や卵管に入った精子は長いもので1週間くらい生きることもあると言われています。

 

そのため例えばたまたま生理が長引いて、生理が終わった後1日から2日で排卵があった場合、生理中の性行為により射精された精子が卵子と出会う可能性は十分に考えられるのです。
ここで改めて書きますが、生理中でも妊娠をする可能性はゼロではありません!

 

生理中の性行為はおすすめできません

子供を作るタイミングを気にするあまり、生理中の性行為により妊娠するのかが気になるというのはよく分かりますが、そもそも生理中に性行為をすることは自分や相手の為にも良くないです。

 

その理由は簡単に言えば、生理中は免疫力が大幅に下がっているため感染症になりやすいからです。あと生理中に出る血が逆流してしまうと子宮内膜炎の原因になるという話もあります。

 

特に生理中でも1日から2日目は生理痛が出やすい時期です。

 

苦痛があるにもかかわらず無理に性行為するのは絶対にやめておきましょう。

 

しかしそれでも生理中でも性行為をしたくなってしまうという女性は非常に多いようです。

 

その理由はホルモンバランスによる影響で、どうにもならない人間の欲求の1つだからです。

 

そのためどうしてもという場合には、出血が多い時期を避けて、必ずコンドームを着用するように心がけてください。

 

性行為でPMSが軽減されるのは本当?

この前とある質問サイトで、性行為をたくさんするとPMSが軽減されるのか?という質問を見ました。

 

その方は週に1回から2回するようになってからPMSと生理痛がかなり軽くなったそうです。

 

さらには生理周期まで安定しだしたようで、性行為をしなくなると以前のようにPMSの症状がきつくなったり生理周期が不安定になっていく。と書いてありました。

 

これに関して、性行為をしすぎるという事は体には悪影響ですが、定期的に行うことで性欲が満たされ女性ホルモンのバランスが安定するという話もあります。

 

ホルモンバランスが安定するという事は生理痛を始め様々なPMSの症状が軽減されるということにもなります。

 

このページのテーマと少しずれた話になってしまいましたが、
生理中は避けて定期的に性行為をすることで人によってはPMSの症状は緩和される場合があると考えても良いかも知れません。
自分を愛して受け入れてくれる人と心も体もつながるという安心感があるのは間違いのない事実です。

 

なので、生理中には妊娠しないという間違った知識で人生計画を狂わせてしまわないように注意しながら、
性行為を自分にも相手にも良いものとして上手に利用して行きたいですね。

TOPへ