生理前の体重増加は黄体ホルモンが原因
生理前の身体のだるさや憂鬱感は、月経前症候群(PMS)によるものです。
この他にも、生理前の体重増加の経験はありませんか?
この月経前症候群(PMS)は、主に生理が始まる1週間ほど前から現れて起こる様々な症状のこと言います。
これは、月経前に我々の卵巣から分泌される黄体ホルモンと呼ばれるプロゲステロンの影響です。
この黄体ホルモンの分泌量が生理前に増えるのは、妊娠の準備をしようとして栄養脂肪水分を蓄えようとするためで、ホルモンのバランスの乱れが女性なら、誰しも起こる可能性のある生理現象とも言えるのです。
更に、この生理前のPMSの症状は脂肪の代謝を遅らせてしまったり、水分の排出を妨げるむくみの原因にてしまうこともあります。
まさにこれが、生理前になると体重が増えてしまう原因です。
つまり生理前から生理中の体重増加や食欲が旺盛になるのは、ホルモンの働きによる一時的な影響によるものであって、あなたが太ってしまうような行動をわざと起こしているわけではないのです。
そこで、このページでは、生理前になぜ体重が増えてしまうのか?
- 生理前の体重増加の原因であるホルモンの働き
- 体重増加の許容範囲
- 生理前の体重増加対策のダイエット法
この3つの要素をシンプルに一緒に見て行きたいと思います。
もし、生理前の体重増加に悩んでおられるなら是非お付き合いください。
なぜ生理前に体重が増加してしまうの?
先ほど簡単に説明したように、生理前にはプロゲステロンの分泌が増えホルモンのバランスが乱れてしまい、PMSが起こってしまいます。
黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が増えてしまうのは、
生理の準備
妊娠の準備
のために栄養や脂肪や水分を蓄えるということということで話しましたが、その他に、インスリンというすい臓から分泌されるホルモンも関わってしまっているそうなのです。
インスリンとは、血糖値を維持する役割があるらしいのですが、プロゲステロンがその作用を抑制してしまう効果もあるためインスリンの効果が弱まてしまいます。
すると体が血糖値が低いと勝手に間違った判断をしてしまい。みなさんもよく経験する『甘いものが食べたくなる』ということにつながっているんです。
これも立派な体重増加の原因ですよね。
生理前の体重増加を防ぐためにできる対策は?
PMSによる症状は、様々なもがあり約200種類を超えるという報告もあります。
・抜け毛、白髪
・便秘
などもその中の一つに当たりますが、便秘は老廃物を溜めやすい上記のむくみと同じような効果から現れ、抜け毛や白髪などは、イライラなどのホルモンバランスの乱れから起こる症状です。
このことから、だるさや憂鬱感やる気や集中力が無いなどの症状が起こってしまうため、過剰なダイエットは気分的に辛くなってしまうため逆効果だと言えます。
この時期は私たち女性にとって、特に疲れやすい時期でもあるのです。
この時期は、勝手に体重増加してしまうので体重の減少を望むのではなく
⇒女性ホルモンバランスによる乱れによる影響を、少しでも少なくするよう心掛けること。
生理前にできる対策としてこれが必要となってきます。
生理前の激しい運動がNGな理由を詳しく知りたい方はコチラ(激しい運動を伴うダイエットは特にNG!←)
生理前の体重増加の許与範囲は何キロまで?
生理前は、先ほど話したように妊娠の準備を始めようとする期間で、それから生理の時に血液を多く排出するためにどちらも必要な栄養や水分や脂肪を蓄えようと体が働くため仕方なく太ってしまうこと自体は悪いことではありません。
だからと言って、食べ過ぎというのもあまりよくないのです。
『じゃあ何キロまでだったら太っても大丈夫なの?』
気になるところですよね。
人によって体重や体脂肪率が異なるように体重の増加許容範囲にも個人差があるのではっきりとしたことは言えません。
ですが、一般的には1~3キロ程度と言われています。
生理前の体重増加を防ぐダイエット法
PMSの症状では、憂鬱感ややる気がでないことから運動によるダイエットが逆効果という話を しました。
そこで、生理前の1週間でもいいので豆乳ダイエットをやってみましょう!
今回紹介する生理前の体重増加防止のための豆乳ダイエットの方法は、生理前の7から10日間の間毎日毎日豆乳を1パック飲むというものです。
たったそれだけなのですが、ポイントを押さえるとするならば
・なるべくでもいいので無調整豆乳を飲むということ、これは糖が添加されていないので栄養価がとても高いことが理由です。
・なるべく食事の前に豆乳を飲むこと、または間食の置き換えとしても良いですよ♪
・1日に200ミリリットル程度にしてください。
この方法をとることで生理前の体重増加を抑えることが可能になってきます。
生理の後は豊前ホルモンと呼ばれるエストロゲンという女性ホルモンが優先的に分泌されるため、脂肪は燃焼されやすく老廃物が排出されやすくなってくるのです。
ダイエットするのであれば生理の1週間後が良いと言われるのはそのためです。
逆に生理前に体重増加を抑えることは以外にも結構こんなんでそこで挫折してしまうこともあります。なので上記でも話したように運動によるダイエットは生理後に控え、この時期には豆乳などでバランスの良い食事や栄養によるホルモンバランスの乱れの改善によるダイエット法の方がその後のダイエットにも習慣化として繋げることができます。
生理のせいでダイエットが中々上手くいかない・・・
そう思っている方はかなり多いかと思います。
でも、生理のサイクル をきちんと把握して効率の良いダイエットをすることで痩せることは十分に可能です!
だって、世の中にはダイエットを成功させている女性はたくさんいます。
だから不可能ということはありません☆
今まであなたは、ただ知らなかっただけです^^
大事なのはこれからです!!
では早速、生理に負けずにダイエットをしていくコツですが、
簡単に言うと、
⇒生理中は頑張らないでください!現状維持を心がけるだけで十分です☆
※この時、栄養のバランスやホルモンバランスを整える心がけをしましょう。そうすることで体重を増加を抑えることもダイエットにもつながります。
体重を抑え、又は減らしながら生理後のダイエットの前の準備食につながるので一石二鳥です!
⇒どうしても太ってしまう時期を現状維持で抑えることができたら、こっからが勝負です!
生理後の7日間で運動によるダイエットを心がけましょう。
黄体ホルモンの影響で太りやすいと言えば妊娠中も・・・
ここまで、生理前や生理中に太りやすくなる理由や対策を簡単に見てきました。
ですが、生理周期によるホルモンバランスの変化は、個人差もありますが基本的に毎月1回はきます。
なので、慣れてしまえば、自分の体質に合わせた対処法も板についてくると思います。
しかしながら、もう一つ触れておかないといけない体重増加が妊娠中のホルモンバランスの変化によるものです。
ですが、妊娠中はお腹の赤ちゃんを守るために身体に水分と脂肪を蓄えることが体重が増加しやすくなる理由です。
ただし、妊娠中に太りやすいと言っても決して無理なダイエットを行ってはいけないんです。
なので、かいつまんでの説明になりますが、次の段落で妊娠中のダイエットの方向性と
安全で効果的なタイミングについても触れて行きたいと思います。
妊娠中のダイエットで一番良いタイミング
妊娠中はダイエットをしてはいけないイメージが大きいと思います。
やはり胎児に影響がないか心配ですよね。
妊娠中のダイエットは『体重管理が目的』という違いがあります。
妊娠中に体重管理ダイエットを行うとしたら、安定期に無理をしない範囲で軽い運動と食事制限、そして塩分を控えることがポイントとなります。
先ほど、ご紹介した通り妊娠中の体重増加の理由は、赤ちゃんを守るための特別なホルモンバランスによるものです。
生理周期によって太りやすくなってしまうのと仕組み自体は同じですが、妊娠中はもっと長い期間をかけてゆっくりと太って行きます。
ですが、それと同時に妊娠中はお産に向けて体重管理が大切になるというのが妊娠中のダイエットの理由です。
生理周期で分泌されるプロゲステロンには、妊娠中の場合では赤ちゃんのベッドである胎盤と栄養供給のためや羊水の量と質を一定レベル以上に保つためが目的があります。
なので、生理中のようなエストロゲンの分泌を助けるような大豆イソフラボンによるホルモンバランスに影響があるダイエットはおすすめできないということを覚えておきましょう。
妊娠中の食事制限による体重管理の方向性は
- むくみ予防のために塩分を控える
- 便秘予防のために水分を摂る
- 脂質と糖質を控える
- 葉酸サプリや酵素ドリンクなど栄養補給を行えるアイテムを利用する
このような方向性で、妊娠中の体重管理ダイエットを行って安全に元気な赤ちゃんを育てられる体内環境を整えましょうね。
生理前や生理中に太りにくく痩せやすい体質を作って行くことやダイエットの方法については関連ページをご覧になってみてくださいね。
さらに詳しく知りたい方は以下のページを参考にしていてください♪