生理中のヘアカラーやパーマはダメなの?いつからOK?
どうしてもスケジュールの都合などで、
生理前や生理中でもヘアカラーやパーマをしたい場合がありますよね。
大事な就職活動中、面接の日が近いからプリンになっちゃった髪を染めたいけど
生理中に染めても大丈夫かな?・・
また、そろそろストレートパーマが取れてきちゃった・・・
予約を入れたけど生理前や生理中に重なってしまって気になっている・・・
こういった方もいらっしゃると思います。
そこで、このページでは生理前や生理中はヘアカラーやパーマが良くないと言われる理由を分かりやすく紹介します。
そして冒頭のような就職活動などの大事なスケジュールに出来る限り合わせるために
いつからなら普通のヘアカラーやパーマは大丈夫なのかも一緒に見て行きたいと思います。
生理中のヘアカラーが良くないと言われる理由
よく言われるのは、女性の場合生理中になると
肌荒れや通常使っている化粧品が肌に合わなくなるといったような
状態になるため、髪の頭皮も同じような原理で
ヘアカラーは避けたほうがいいという話は多くの方が聞いたことがあるのではないでしょうか。
生理中は、ホルモンバランスの変化によって基礎体温が低い状態になっています。
実は、この低体温状態がヘアカラーも染料が髪の毛に定着しにくい原因になります。
一般的にドラッグストアなどで市販されているヘアカラーの薬剤は『2剤混合タイプ』が多く、
それらは、1剤がアルカリ剤と酸化染料が主成分、2剤が染料を定着させるための酸化剤が主成分です。
この1剤の酸化染料が体温が低いと髪に定着しにくく、発色が悪くなる傾向にあるという性質を持っているんです。
そのため、生理中のヘアカラーは良くないと言われるのですが、厳密には『ヘアカラーをしたとしても発色が悪くなる可能性が高い』ということなんですね。
また、それ以外では今日一日だけ黒髪にするスプレーなどのタイプがあります。
マツキヨやセイジョーなどの有名ドラッグストアでも『簡単にサッとスプレーするだけで髪が染まる』というのがウケていろいろなメーカーから同様な商品が発売されています。
その理由は、エタノールが主成分で黒髪タイプでも酸化チタンやカーボンブラックが入っているため
生理中で基礎体温が低く、肌もデリケートになっている状態では頭皮の肌荒れ・かぶれの原因になってしまう可能性があるからです。
また、怖い話ですがこういったケースでアレルギーを発症して、
二度とヘアカラーが使えなくなってしまったというケースもあり、実際に消費者相談から訴訟になってしまったケースも存在しています。
ここまでの話をまとめると、つまり生理中は頭皮の肌荒れ・かぶれと言ったリスクが高くなるわりには
染料の定着も良くないので、犯したリスクに見合った結果が得られないからということなんですね。
なので、できる事ならスケジュールの都合をうまくつけて、
もっとも安全で安心でき、なおかつ効率も良いベストなタイミングでヘアカラーを使うようにしましょう。
では一体いつからならヘアカラーが大丈夫なのか、いつまでならベストな状態で染められるのかを見てみましょう。
ヘアカラーはいつから?いつまでにやるのが良い?
先ほど、ヘアカラーを生理中にやるのが良くないと言われる理由を見てきました。
では、一体いつからならヘアカラーで染めてOKなのか、そしていつまでならベストコンディションで染めることができるのか。
結論から言ってしまうと『“生理明け2週間の期間中”がもっとも体温も安定していて染料の定着も良く、肌も敏感ではないため安全性も高い』
ということになります。
この期間中なら基礎体温も上がってきており、酸化染料の定着も良く
頭皮の状態もプロゲステロンの働きによる水分不足も終わっているため、
頭皮の肌荒れ・かぶれの心配も少なく安心してヘアカラーが使えるということなんですね。
また、生理期間は一般的に5~7日間(約一週間以内)に終わるのが正常な生理周期です。
この期間中はヘアサロンの予約を入れていた場合でもキャンセルするか、もしくはカットだけにするとか
無難な方法でヘアケアを行うようにしましょう。
【関連ページ】
医師に聞く|生理前や生理中のヘアカラー・パーマはダメ?
産婦人科のお医者様の見解こんな感じでした。↓
Q:生理前や生理中のヘアカラー・パーマは良くないのでしょうか?
A:生理前や生理中のヘアカラーやパーマ時期を問わず、.いつでもやって大丈夫ですよ。
しかしながら、頭皮は肌と同じ皮膚なので、肌質の『個人差』もあります。
なので、もし心配な方は美容師さんとご相談してください。
また、ニオイに敏感になる方もいるので、気分が悪くなることもあり得ますので、この点は注意が必要です。
なので、どうしてもという場合を除いては心配な方は予約を変更されることをおすすめします。
つまり、それほど心配する必要はないということなんですね。
また、妊婦さんでも妊娠中の赤ちゃんへの影響は問題ないとのことです。
ですが、お医者さんによっても意見は異なってくる部分なので、100%大丈夫!と断言することは出来ません。
また、ヘアサロンでも美容師さんによっては避けた方が良いですよ。
という人もいるのが事実です。
なので、もともと肌質がデリケートであったり、頭皮湿疹ができていたなど心配になる状況がある方は
万が一を考えるなら、どうしても!という場合を除いて予約を変更された方が安心できるのは事実です。
ですが、絶対にNG!というわけではないということなんですね。
あいまいな表現になってしまうのは、申し訳ありません。
しかしながら、肌質にも頭皮環境にも個人差がありますので、こればかりは断言する事が出来ないんです。
市販のヘアカラーは生理前や生理中はどうなの?
また、医薬部外品であるヘアカラー剤の注意事項にはこう表記されています↓↓
“妊娠中や生理の時は、ヘアカラーのご使用を避けてください”
このように書かれていますが、これは万が一のクレームを避けるために一応記載しているということになります。
やはり、こちらも万が一をご心配されるなら避けた方が安心ではあるようです。
ただし、特に肌トラブルや頭皮湿疹などのダメージがない方は問題ないと考えて良さそうですよ♪
ヘアカラーやパーマはPMSに影響がでるの?
ヘアカラーやパーマを生理前に行わなければならなくなる場合もあるかと思います。
例えば、生理がくる頃のタイミングで、就職の面接があり、
その直前にヘアサロンにカラーリングやパーマの予約を入れざるを得なくなってしまう場合などです。
繰り返しになりますが、特に肌や頭皮が敏感という方でない限りはヘアカラーやパーマも問題ありません。
しかしながら、生理前のPMSへの影響は?・・・気になりますよね。
なので、こちらについては、わたしの知り合いの美容師さんに直接聞いてきました。
生理前も生理中も先ほどの妊娠中のヘアカラーと同じように失敗するという根拠はまったくありません。
ただし、生理前と生理中はホルモンバランスが揺らいでいる時期なので、
ヘアカラーの薬剤のニオイで気分が悪くなってしまう方もいるようです。
なので、その点だけは注意が必要です。
つまり、基本的には生理周期とヘアカラーの関係については、特に神経質になることはないという事ですね。
ですが、『生理前や生理中にヘアカラーをするorしない』に関わらず、PMSや生理痛の症状はつらいものですよね。
鎮痛薬を使って『痛みだけは何とかして・・・』という方も多いと思います。
しかしながら、それでは根本的な改善にはならないこともわかっていらっしゃると思います。
PMS(月経前症候群)の諸症状はホルモンバランスが揺らいで乱れている事が原因であると言われています。
PMSの症状は200種類以上もあることがわかっています。
その解消のためには、女性の体の巡り(血流)を活性化して身体が冷えないようにすることが大切
それらの諸症状に対して効果的にアプローチするハーブや身体を温める成分の働きで
PMSの諸症状をやわらげる効果が期待できるサプリメントがあるんですよ。
中でも、プレフェミンと同じ原料のチェストベリー40mgを毎日飲むだけでPMS改善が期待できる
ルナベリーというサプリメントがあります。