8日以上続く生理は過長月経といって正常ではありません
意外と知らない人も多いのですが、女性の生理の日数というのは3日以上7日以内が正常な長さと言われています。
この生理期間・日数が8日を超えると”過長月経”と言われています。
後ほど詳しくご紹介しますが、子宮筋腫や子宮内膜症などの産婦人科系の病気とも関連があるので
実際に生理期間・日数の長さが気になっている方は読み進めてみてください。
では、生理の日数ランキングを見ていきましょう☆(この日数調査というのは、あくまで参考程度にみてください♪)
Q.あなたの生理の日数はだいたいどの位で終わりますか?
・1日間 0%
・2日間 0%
・3日間 3.3%
・4日間 13.3%
・5日間 32%
・6日間 24%
・7日間 24.7%
・8日間 2.7%
・9日間 0%
・10日間以上 0%
今回の日数調査で一番多かったのが5日で終わるという回答でした。
生理の日数を平均するとだいたい5日~7日で終わる人が8割を占めるという結果になりました。
日数調査の結果を見ると、3,4日の方もいます。
意外と平均的な日数で終わる人が多いようです。
ただ、中には8日も続く過長月経の人がいます。
5日で終わる人と比べたら、その日数は3日も差があります、、この差はでかい・・・。
そして、一般的には月経開始から日数が8日以上続く過長月経の場合は、何かしらが原因となって起こっている異常事態と認識したほうが良いです。
タイトルにもありますが、この通常より日数が長い月経を医学では過長月経と呼びますが、そんな過長月経を引き起こす原因として圧倒的に多いのが、ホルモンバランスの乱れだと言われているんです・・・
女性は男性よりもホルモンバランスを乱しやすい傾向があって、その影響は様々な形で現れてきます、過長月経もその中の1つといわれています。
ただしこの場合はそんなに深刻ではありませんので安心してください!
ホルモンバランスを乱す原因となるはストレスや体調不良などです。
つまり、これらを改善することで、過長月経の大きな改善を図ることは大いに可能です♪
過長月経の方はこちらを参考にしてみてください
↑これ以外にも過長月経を引き起こす原因があります
実は先ほど書いた、ストレス・体調不良以外にも過長月経を引き起こす原因があるんです。
それは子宮を病巣とした病気です。
子宮ではなく、他の器官が原因で過長月経を引き起こすこしてしまうこともあるようなのですが、まずは子宮の病気を疑ってみてください!
過長月経になった時は子宮の病気を疑う
・子宮筋腫
⇒これは子宮を形成する筋肉が変形して良性腫瘍となって、腫瘍が大きくなることで月経量が増加したり、血の塊が増えるなどが原因で生理痛がひどくなってきます。
これは生理期間が長くなるのが特徴で、他の症状としては腰痛・下腹部痛・頻尿・便秘を引き起こすおそれがあります。
子宮筋腫というのはできる場所や大きさによって症状が変わってきます。ですが稀に過長月経の症状が現れない場合もあるようです。
この子宮筋腫は、それらの症状に対して投薬や手術で完治できるものです、なので早めの治療を心がけることで、長く苦しむことのなく治癒できる病気ですよ。
・子宮内膜症
⇒これは20代~30代の若い女性に多く発症する病気で、子宮内膜の組織が子宮以外の場所に定着してしまって、月経を引き起こします。
子宮以外はこの月経の排出機能をもたないので、滞留してしまって、腰や下腹部の周りに耐え難い激痛を引き起こす原因となります。
つまり、この場合は過多月経を引き起こすだけでなく、無排卵状態でも出血が起こってしまうので、過長月経に繋がることも少なくないのです。
また、この病気は不妊の大きな要因とも考えられている大きな問題を抱える病気なのです。
まさかわたしが・・・。とは言わずに、そう思ったら思ったら早めに診察を受けるようにしましょうね!
生理の日数が極端に短い方
生理の日数が極端に多いのは過長月経というお話をしました。
その逆で、生理の日数が極端に短い場合は過短月経です。
また、ナプキンの交換がほとんどいらないくらい、出血が少ない場合を過少月経と呼んでいます。
月経が始まってから終わるまでの日数が、二日以内というように日数が短いの状態を過短月経といいます。
これらの過少月経と過短月経は、同時に起こることが多いようです。
生理の日数が短くなるのはなぜ??
これらの症状は生殖器の未発達やエストロゲンの分泌量が少ないということが考えられます。
ですが、エストロゲンの分泌量については個人差があるため一概に病気と結びつけることは出来ません。
つまり、今すぐ病気の心配があるということではないので冷静に対処することが大切です。
このページで、過長月経の原因であるホルモンバランスの乱れの一因に精神的なストレスもあるという事をご紹介しましたが、あまり心配しすぎてストレスを抱えてしまうのは身体にとって決して良いことではありません。
心配な方は産婦人科の診断を受けて、自分のホルモンバランスの状態を知ることから始めましょう。
また、年齢によっても過短月経は起こりやすくなります。
40代後半~50代前半で閉経が近づくにつれて経血が少なくなって、生理の日数も短くなるのは自然なことです。
まだ20~30代前半の女性にそのような症状が起こってしまうのは子宮の発達が未熟だからということも考えられます。
妊娠や出産など大きなライフイベントに向けて自分のホルモンバランスの変化・乱れなどを把握して
冷静に対処するためにも心配事についてはちゃんと診断を受けるのが大切ですね。