【必見】知らないと怖いPMSやPMDDの本当の原因
PMSとPMDDというのは『ホルモンバランスの乱れが原因』と言われますよね。
ですが、本当は身体全体の健康に関わるもっと重大な病気が隠れているサインになるかも知れないんです。
PMSというのは、月経前症候群全体のことを指す言葉で、
その中でも特に精神面での不安定さや焦り、孤独感、鬱に似たような症状が出てしまうことをPMDDといいます。
PMSやPMDDの症状を引き起こすのは女性ホルモンだけが原因では無いんだそうです。
エストロゲンの低下が原因だと思っていた方にとっては、気になる内容ですよね。
PMSやPMDDの原因はホルモンバランスだけではない?
PMSやPMDDが起こる原因としてプロゲステロンの分泌量というものが挙げられます。
ですが、不思議なのは、多くの女性に共通してプロゲステロンが分泌されているにもかかわらず、
PMSやPMDDといった症状が現れる方とそうではない方がいますよね。
つまりホルモンバランスだけがPMSやPMDDの原因では無いという可能性が高いということになります。
ホルモンバランス以外で原因としてPMSがPMDDの仕組みに関与していると思われるものが3つあります。
- 鉄欠乏性貧血
- 機能性低血糖
- 脳内物質の低下
この3つが原因と考えられます。
鉄欠乏性貧血というのはいわゆる貧血と言われていますが、貧血が起こると何が良くないのかというと、読んで字の通り血液が貧しい状態が貧血ですので、体に食事や飲み物で取り込んだ栄養がちゃんと体の各部位に運ばれる機能が低下してしまうということなんです。
基本的に食事や飲み物で摂った栄養というのは血液の中の赤血球(ヘモグロビン)に結びついて酸素とともに脳や各臓器を送られます。
ところが結生生貧血になってしまうとこれを運ぶ赤血球の量自体が少なくなってしまうため、十分に栄養が運ばれなくなってしまうんですね。この状態では肥満も起こりやすくなりますし、年中落ち着かない気持ちを抱えたまま、生理周期とともにイライラしたり、急に楽観的になってみたりといったことがしょっちゅう起こります。
これもPMSやPMDDの原因の1つと考えられますね。
機能性低血糖というのは、太田駅に分泌されるプロゲステロンが膵臓から分泌されるインスリンの働きを低下させてしまう事によるものです。
血糖値が上がると体内ではインスリンが分泌されます。
その結果血糖値は急激に低下します。いわゆる低血糖起こしてしまうんですね。
逆に血糖値が下がりすぎると、今度は血糖値を上げるためのアドレナリンやノルアドレナリンなどのホルモンが過剰に分泌されます。これによって角に興奮状態になったり、精神的に落ち着かない状態になってしまうことはPMDD・PMSにつながると言われています。
また、脳内物質の低下もとても重要な鍵と1つになります。幸せホルモンと呼ばれるセロトニンという物質を聞いたことがありますか?
セロトニンは、脳の中にある神経伝達物質の1つで、この分泌量が減ってしまうと喜びを感じられなくなったり、常に何かに対して不安や気がかりを感じていたり、身体の方では頭痛などの症状が起こると言われています。これもPMSやPMDDの症状のうちの1つに当てはまりますね。
月経周期と女性ホルモンの関係
正常な月経周期はおよそ25日から28日が1つの基準とされています。
新しく卵子が作られる卵胞期(低温期)
そして、妊娠しなかった場合は、作られた卵子は不要になるので、
低温期に作られた卵子と子宮内壁などが経穴とともに排出される排卵期(黄体期)に分かれています。
そこで重要なのがエストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンです。
エストロゲンの分泌つ量は入らんに向けて急上昇し、排卵日向は少しずつゆっくりと低下していきます。
一方のプロゲステロンの分泌量は黄体期に一気に上昇し、月経が始まると急激に低下します。
このような方でホルモンバランスの分泌量の変化が起こっているのが女性の生理周期なんですね。
もちろんこの仕組み自体が女性が妊娠できるための体の仕組みなので、とても大切なものです。
ところが先ほども見たように、PMSやPMDDの原因は、ホルモンバランスだけではないにも関わらず、
生理周期と同じリズムで起こりやすいことから、『本当に大切な身体の健康を左右する要因が無視される傾向』にあるというのがPMSやPMDDの原因を複雑にしているところです。