記事内に広告を含む場合があります

産後のPMS対策の特集

産後の育児中に生理再開と同時にPMSによる生理前のイライラを始めとした症状に悩んでいませんか?

産後のPMS|原因はなに?対策特集

妊娠中は生理が止まるのは当然ですが、1年近く生理がない状態だったのと、
妊娠中のホルモンバランスの変化を始めとする体質の変化で、
産後になってから生理再開と同時に今までは感じた事がなかったようなPMSの症状に悩まされる方もたくさんいるんです。

 

また、その一方で妊娠と出産を経て、
妊娠前は生理がくるたびにPMSがゆううつでイライラしていたのに
産後になってからウソのように症状がなくなったり、軽減したという方もいます。

 

このページでは、こういった違いは一体なにが原因なのか、
そして授乳中や卒乳後も続く子育て中のPMS症状は
どういった対策が考えられるのかなどを一緒に見て行きたいと思います。

 

産後の育児中のイライラについて

特に産後は授乳期間を終えた後の方がむしろ大変と言われています。
その理由は赤ちゃんが大きくなって1歳・・2歳・・・3歳と成長していくに従って
少しずつ自我が芽生えて自分でいろんなことをやりたがるため、
ちょっとでも目を離すとすぐに大怪我などということにつながりかねないといった油断のならない時期でもあり
そのような状態で子供から目が離せないのに、自分自身の身体がPMSの症状が辛くて、
ストレスも溜まる一方…となると本当にイライラも溜まって旦那さんに対して叫びたくなってしまいますよね。

 

もういや!!いい加減にしてー!!

産後のPMS|原因はなに?対策特集

 

産後にこのようにPMSとは関係なく大変な毎日を送ることになるママがPMSに悩まされる理由も大切なのですが、
そこでこのページではまずはPMSとはといったところからその症状、そしてその対処法の様々な対策について一緒に詳しく見ていきたいと思います。

 

PMS(月経前症候群)とは

PMSは、生理前症候群や月経前症候群とも言われており、
すでにご存じの方も多いかも知れませんが、生理痛とは症状が違ってきます。
PMSの具体的な症状については、次の段落でご紹介いたします。

 

PMSの症状

生理開始日から始まる生理痛とは別に生理前に起こる症状なので、生理前症候群とも呼ばれています。
PMSの症状としては、排卵後から生理直前まで続くイライラや不安、孤独感、焦り・焦燥感、過食、むくみ、胸の張り、乳首が痛くなる、下腹部痛など
全身に渡る様々な症状が起こりますが、生理開始日を境に急速に治まってしまう特徴があります。

 

産後の生理再開後にPMSの症状になる方は、
もともと妊娠前はPMSの症状など感じたことがなかった、
そもそも生理痛自体もひどくなかったと言った方が意外と多いんです。

 

正反対にPMSがなくなったという方も・・・

またその逆に妊娠前は生理痛もPMSもひどかったのに、出産後生理が再開したら、
全く何も感じなくなったという方もいらっしゃいます。
このように妊娠出産をきっかけとした体質の変化によってホルモンバランスと
自律神経の働きが大きく変わるのが
人生最大のイベントである妊娠と出産を機に
変わる方がたくさんいるという症状であることがわかります。

 

産後のPMSの原因

産後のPMSの原因は、先ほども触れましたがホルモンバランスが大きく変化する妊娠と出産を境に体質の変化も起こるためと考えられます。
というのも、妊娠中は妊娠初期にしか分泌されない特別なホルモンの『hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)』が分泌されるのですが、胎盤が完成する10~12週目頃になると通常時に卵巣分泌だった女性ホルモンがエストロゲン、プロゲステロンの両方とも胎盤からの分泌になります。

 

そのため、それまではあり得なかったような『女性ホルモンのシステム自体が妊娠中だけの特別な状態になる』と言えます。

 

また、産後の生理再開とともに訪れるPMSというのは、産後の子育ての大変な時期と重なります。
授乳中ならば赤ちゃんもそれほど活発に動きはしないのですが、授乳を終えた頃になって生理が再開し始めると現れるPMSですので、赤ちゃんの離乳食の準備をしなければいけませんし、当然旦那様とは別の食事を用意するということになりますつまりその分だけお世話の仕事量が増えるという時期でもあります。

 

そのような直にPMSに悩まされてしまうと体が言うことを聞かないのにやらなければいけないことが山積みという状態になります。
そのようなストレス自体もPMSの原因とも言われています。
実はPMSが妊娠前のPMSの状態では、ホルモンバランスの乱れによってプロゲステロンの分泌量だけが多くなってしまう時期に起こりやすい症状なのですが、産後の生理再開後のPMSについてはそれらのストレスの影響もあるため自律神経の働きもそこに関わってくると考えられているんです。

 

ではこのような原因が複雑にからみあっている産後の子育て中のPMSの対処をどのようにすべきなのかを見ていきましょう。

 

産後のPMS対策

完全に医学界の中でもPMSやPMDDなどの精神的な病は解明されていないのですが、
それでも少しでも症状が緩和できるハーブや漢方など研究は日々進んでいます。
この項目では産後のママさんにおすすめしたいPMSの対策を見ていきたいと思います。

 

血糖値の急上昇を予防する

産後というのは妊娠によって女性ホルモンによってインシュリンの働きを抑制してしまうので
食事などで急激な血糖値の変化が起こりやすい状態といえます。

 

もちろんこれは工夫次第で血糖値の上昇を抑えることができます。
低GI食品や食物繊維を積極的に摂取することがポイントになります。

 

セロトニンを摂取する

同じように女性ホルモンの影響でママさんの身体にセロトニンが不足している状態もよくありません。
セロトニンが不足してしまうと、イライラしたり情緒不安定になりやすいと言われているので、
セロトニンを摂取するのも大事になります。

 

食品面からは豆類や乳製品などに含まれるセロトニンの素となるトリプトファンを食べるようにしたり
ウォーキングなどの一定のリズム運動もいいと言われています。

 

子育ての不安を相談できる相手を持つ

子育てというのは本当に大変なものだと思います。初産のことなら余計なおさらだと思います右も左もわからない状態で我が子への愛情だけで突き進まなければいけないんです赤ちゃんの成長は待ってはくれませんから…
そんな時にわからないことや悩み事を頼ることができたり聞くことができたりそういった相手は絶対に必要です1番身近なところで言えば旦那さんなのですが、旦那さんもやはりあなた以上にわからないでしょう。

 

例えば長い付き合いの友達や自分よりちょっと先に子供を産んで育てた経験がある人などわからないことをそういう人たちに相談が常にできるように普段からそういう人たちとつながっておきましょう。

 

また、実際にそういった方たちに相談するということも大切ですがその前に、一緒に家庭を築いているパートナーである旦那さんに子育てや家事に対しても「当事者意識」を持ってもらうようにしましょう。

 

その具体的な方法なのですが、旦那さんに家事や子育てをお願いするのですが、まずはわからない部分は教えてあげましょうこれは仕方のないことです。
そしてもう一つ大切なことがあります。それは旦那さんの家事や子育てで慣れない手つきや女性目線から見るとまだまだツッコミどころ満載な男性の仕事に対してあえて完璧を求めないことです。

 

【関連ページ】

 

授乳中にプレフェミンは飲める?

TOPへ